こんにちは てぃてぃパパです。
世間には “話し上手と口下手” の二者ありますよね、誰だってそりゃ前者でありたいのは当然。
私も文章を書いて意思疎通を行うのは人一倍得意なんですが、面と向かって議論するとなるとどうもパフォーマンスが良くない; 後になって「…あーー、あの時ああ言えばよかった;」とか、「あ、これ言うの忘れてるやん;」とか屁理屈すら言えないまま終わっちゃってたんです。
勝ててた議論も相手ペースにのまれてしまってて、結局腑に落ちず後味悪くその場の終結になるということがよくあります。…あー、情けない;
皆様どうでしょうか?
以上を心理学的見地から捉えてみます。
生きてく上ではこういう性分ダメなもんはダメなんです。…が逆を言うと “相手に迷惑をかけたくない” とか “相手の考えを認め高揚させたい” “今後も彼との間を円満に保ちたいから…”とか、 …という優しい深層心理から来てるものなんですよね。
これをめいっぱいポジティブに捉えるかどうかはあなた次第。 今後あなたの3年後なのか5年後なのか、今持つ目標によってそれを改善するべきか否か、それともプラスにとって自身の長所だと思ってほっとくかは、その未来像次第じゃないでしょうか。


しかし、どうしてもあの煮え切らなかった会話がフラッシュバックするとイライラする。
身近に「何かを聞かれたらすぐさまパッと言い返せれたり、ああ言えばすぐにこう返してくる」的な喋りに長けた人がいるもんだがなぜか?
POINT 1. 結論、
実のところ屁理屈は別として彼らは 商談、議論に限らず 望む前に “事前に理論武装”してるわけです。 …もちろんこれは上司が部下を叱る時にも同じことが言える。「ああ言えばこう言おう」「こう攻められたら答えはこれを…」と練ってたわけです。「…実は上司としての自分のミスなんだが周りの目もあるし認めたくない。今回ここは部下のあいつに折れてもらおう…」とか、もっと酷ければ もし部下に言い返されたら立場が危うくなることも考えてか、他の部下までもを話の辻褄があうようにと台本と打ち合わせをたてて抜かりなく準備する上司も知ってます。…こわいですねー;人間不信に陥っちゃいますね。 どうでしょう、少しは実感ありませんか?このからくり。 決してあなたの頭が悪いからでないんです。みんなどのケースも事前に根回し的な思考を行ってたからなのです。結局は理論武装を事前にし、尚且つこういうケースを幾度か繰り返すと誰だってパターンも出来上がり、すぐさま返答ができるようになるんです。…決して頭がいいわけでもありません、訓練であなたももちろん同じことができちゃうんですね。
ですので、“やられたらやり返す” 遠慮は…無用。これ基本。 同じように自分もこういう思考をやれば良いだけ。
それと、、プラスして “簡単に理論武装を崩せる!、あなたに伝授したい策が次の方法!”
今回も身近な例で簡潔に例えるとこう。
POINT 2.
上司が部下を叱る場がそう。 これは誰が客観視しても他の同僚も口には出さないが、「こんな上司の考え方、判断には不備があるだろー;」のケース。 簡単にシーンを説明するとこんな経緯、 とある外国人労働者を雇った日本人社員と共存してる社内。生産したある製品にクレームがついた。各部署の責任者は流作業に於いてどの部のどのラインの誰の所で問題が起こったかを追求しようとした。 各部の責任者が「うちは関係ない」「うちもだ、知らない」と次から次にまず責任回避から始まった。 ライン生産というのは川の流れと同じで何か問題が起これば “下流から上流にその問題の話が還ってくる” 傾向がある。 この場合、”上流” というのは “前工程” 、”前々工程” である。 …かといって普段真面目に自身の仕事を忠実にこなしてる一社員を悪いと決めつけるのは たまったものではない。 “ちゃんとした証拠や立証結果” を同時に持ってくるなら認めざるを得ないが、自身の責任回避、「仮説」のみだけで“責任”という二文字を乗っけてくるのは上司はおろか人間的にも未熟ではないのか。 話は少しそれるが日本人にはこの傾向が強いとのデータがある。 ”まず、誰が悪いか(自分を守るには誰のせいにできるのか)の思考を 追求する人種だ。 これが “日本人は真面目な顔して人を不幸にする” と外国人からも観られてる要因かもしれません。 戻して、上司はその従事してた一外国人社員のところに来た。ただ、普通に来て状況を聞きに来たわけでない、頭の中は 「…聞いて何か欠点にでもできるようなものを探そう。そして煩わしいことは今回ここで収めて報告書をまとめてしまおうか。これで自身のポジションに影響はないだろう。そのために、彼が 〇〇言ってくるならこう言って、〇〇ならこう説得してやろうか…と事前に倒したろうと “理論武装” してるのがポイントだ。 当然のごとく何が起こったのか説明もないまま攻めに来られると普通なら誰もがタジタジになって降参してしまう残念な流れ。 …要するにその上司はこんな感じで狙ってくるものである。
しかし、これに負けてはならない!! 相手の砦を崩してしまおう。
この上司は彼のところに来て「なんでこうなった」かを彼のせいにしよう腹に決め、次から次こう攻めてくる。
- 「どうやってやった?…ダメだねぇ、おそらくそういう道具の使い方をしたせいで今回製品に問題が起こったんじゃないのか?」
- 「掃除の仕方が悪いんだよ、おれも予想はできなくてごめん…そこは〇〇を使うべきだったねー、予想外だったね」
- 「…(従事者の話を一応聞く)…いやいや、そうじゃなくてそこは認めるべきだと思うよ?」
簡単に筋だけ言えばこんな順序で攻めてくる。
POINT.3 ではこのケース場合の彼がとるべき正しい回避方法とは…
したたかに世渡りをしてる人なら事前に「こう攻められたら答えはこれで…」とこっちも理論武装してて対処するのがベストなんですが、そうでない場合上司の話(攻め)をかわす、受け流す必要がある。
相手が一方的に攻めてきたら ”くどいようですが…” を連発すること。
- 「あくまでも仮説だけでしょ?」
- 自分は同じ状況でテストしてみましたが、問題のある製品にはなりませんでしたけど?
- 私のところで問題が起こったと言うなら他はどうなんですか? 今後みなさんその道具は使えませんよね?
議論をふっかけてこられたら 「くどいようですが」と切り出し、話を要点に戻させるのだ!
これは相手がどんどん能書きで攻めてくるならくるほどおもしろく、こちらにとってチャンスとなる。 前述の1,2,3に要点を戻させ、相手に ”しつこい” と思わせるのが重要でそれほど繰り返してやるのである。
この「くどいようですが」を前置きなく話を進めると、単に「しつこい、何度も聞いたよ」というだけで切り返されてしまう。 そして「何度も繰り返しますが…」という言い方をしてしうまうと大失敗; 「本当にくどい」「くり返さなくてもわかってるよ」と勝てる話が前に進まない。 逆に “たったこの八文字” の前置きが相手に何度も聞いた、を言わせなくさせてしまうのだ。
心理的にこの ”〜ようですが” という言い方は論理に若干曖昧な印象を与え、相手にくどくない、繰り返しでないという錯覚を起こさせるものらしい。
この「くどいようですが」の戦略はいろんなシーンで使えるものです。 水掛け論や想定外の急襲でらちがあかない時はこの「〜ようですが」の語法で相手の処世術を崩してやってみてください。
先にも言いましたが、”ヤツがこう攻めてくるなら自分もこう考えておく” “やってくるならうちもこう返すよ”と、日頃何パターンかを想定して仕事に臨むことはメンタルストレスを持たないためには非常に重要なんですね。…みなさんこれに負けるんです。
仕事なんかは生真面目にしてるだけでは絶対ダメだと思ってます。 まず生きてく上で大切なことは自身の主張と防御をできないといけないと思ってます。
仕事なんかはどんな部類でも “如何に楽して終わらせるか、メンタルストレスを持たないか” が僕の考えるポリシーです。 如何でしょう?
今回のまとめ
”くどいけど 相手は「くどい」と言えない”
更に踏み込んだいろんなシチェーションでのご相談も好評いただいております。
お気軽にContactページよりお待ちしております。なるべく早く返事はと思ってるんですが、ご質問はできるだけ長文でよろしくお願いします。
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