どこの会社やまた学校のクラスにも、必ず1人は ”口の軽いヤツ” ってのはいるもの。
おしゃべりが好きなので常日頃 口を閉ざすことを知らない。
カツオが寝る時も泳ぎ続けてるようにこれと同じで、残念ながら黙って仕事ができない人である。
その特技(?)を武器に上司に媚び売ったり、他人様ネタを振り回し同僚から自身のキャラ立ちを上げようとする輩。
基本的にマイナスキャラにはなるんですが 実はこれに着目した「頭のいい人」は逆に彼らをプラスとして味方につけるんです。
Amazonの「聴く」読書。 人気作のサンプルを聴いてみよう
例えば、
①自分が大っ嫌いなAという男性がいたとしよう。 小耳に挟んだのだが実はAさん、既婚のはずなのに社内の女性Bさんとどうも不倫してるようだ。自分は直接この事を見たわけでない、 ある時その現場を目撃したCさんからこそっと聞いてしまった。誰が誰を好きになろうが世間には関係ない。かまわない事なんだが、でも今回のケースはポジションモラル的に「マズイだろ」っていう話なので…。 Aさんはこれを聞くともちろん口を大きく開いて反撃したい衝動にかられるんだ。 けど、前に出たら出たで自身に悪評がついてしまうのが共存社会の実情。
この場合、
本音は言いたくてたまらないんだが自分から騒ぐと逆に頭が出てしまう。「うそかどうかもわからないのに」ヘタに騒ぐと墓穴を掘ってしまうリスクもある。
どうしよう…、
では 口の軽い〇〇にコソッと吹き込んでやればいい。話題の真相は「うそかほんとか」など気にしなくて良い。
「どうしたの?? 何か小耳に挟んだんだがAさんは〜なんだと何かみんな騒いでるようだね?」 …たったこれだけ。
結果はヤツに任せて寝て待て。 …である。
あとはほうっておいても「伝書鳩」が仕事をしてくれるだろう。
■ 逆の明るい話題でも同じ、
・とても感謝してる、けど面と向かって褒めるのはわざとらしい、あざとい。
・普段、寡黙なタイプであるがゆえ人に感謝の気持ちを伝えるのが苦手。誤解されやすい。
・本当に好きな人に近づきたいなら周りの人間から攻めるのが良い結果が出やすい。
…などなどである。
いかがでしょう、いろいろ応用できます。 肩に力を入れず楽に人を動かせてますよね?
ご参考になりましたらぜひこの処世術を役立ててください。
■ この記事のまとめ
自力優勝が無理なら他力本願で寝て待て。