こんにちは、育パパてぃてぃパパです。
「最悪ですよ;」
今週末(土曜) 歯医者行くの予定してまして…； もぉ憂鬱な1週間…；；
“親知らずを抜くんです！！”
みなさん 「歯を抜く」って信じられますか！？;
「ん〜それは気持ちいいね！♪」 と言う方はおられないと思いますが…
無精な僕は実は歯医者さんで未だかつて歯を抜いたことがないもんで…まったく想像つかず。
“拷問だろ” ってずっと思ってるんです。…その日を待つこと1週間…。
※ このブログは word press を使用しています。 ブログなら「MAG」を推奨します。
まず、とにかく事前に情報収集、
会社の同僚や妻に、「どんな？？」、「痛い？」
【同僚】「大丈夫,大丈夫♪」
【パパ】 「…。」
【妻】「大丈夫,大丈夫♪」
【パパ】 「…。」
…絶対ウソだろ；
…完全に人ごとだと思われてる気分が余計に不安をそそるもんですよ；
当日 -ついに予約日が来た-
ツラいことは1分でも早く済ませてしまおうという僕の性格、やたらと朝イチの予約を入れてた。
この心構えは親知らずを抜くに限らず人生どんなことでも同じと言えるだろう。
【先生】 はい、○○さんこんにちは♪ 今日は奥の親知らずをとりますね。
【パパ】 …； 先生、痛いですか？？ (わ、年甲斐もなく幼稚な質問してしまった…；。)
【先生】 …、どっちが？ 前？後？
【パパ】 抜くのです；；
【先生】 あー、たいした歯じゃないから大丈夫ですよ♪
心の準備として先生の口からその「大丈夫」が聞きたかったのか、怖さのあまり
幼稚な質問を投げたのが恥ずかしい；
しかし、なぜ先生は自身の歯じゃないのに「大丈夫、痛くない」って断定できるのか？？
(怖さのあまりマイナス思考しか働かない；)
キーワードはここにある、→ “たいした歯じゃないから”
医学的に、例えば重要な歯であればそれなりに神経がしっかりと通っているもので、
親知らずのような退化した歯にはおそらく通ってる神経も乏しいのではないだろうか…。
…なんだ、やたらと今日は思考が冴えるな；
おそらくこういうことが言いたかったのだと自分に都合よく勝手に納得した。
① はじめの -麻酔注射-
とにかくまずは 麻酔注射からスタート。
…ここまではド素人でも予測できる手順。
(当たり前だがこの麻酔注射だけはくれぐれも忘れないでくれ…；)
【先生】 はい、麻酔しますね〜、ごめんなさい少しチクッとしますよ〜♪
【パパ】 「…。」 (ええ。チクっくらいならOKOK;涙)
…先生は丁寧にゆ〜っくりと… かなり細い針なのか？それをピンポイントに狙ってるのがわかる。
お互い神経を極限まで集中した時間、
…おそらく合計２本の針が入った気がした。 この麻酔注射が終わる間、約5分間の沈黙。
ここまでは “全然っ痛くない” 楽勝というかまずは第一段階クリアって感じ。
しかしこれだけで終わらない、
② ボールペンのような -カチカチ音-
「何をやってるんだろうか！？」
２本の注射の後しばらくして、 先生の手は口元に。 何やら “カチカチ”と音がする。
これがとても丁寧にゆっくりだ。 …例えればノック式のボールペンをじれったく カチ、…カチ するような感じだ。
(何をやってるんだろう?？) 怖いな；
(…まさか先生も麻酔効くまでヒマで待ってる、ということはあるまい；)
(ひょっとして、今歯を抜いてるのか！？ この静けさは。)
これならラッキー！！ 全然痛くない♪
なんだよー親知らず君 …涙が出そうなくらいうれしかった。
③まだでした？？ ウガイ？だけ？
【先生】 はい！ 軽くうがいしてくださ〜い。 “麻酔効くの待ちますね”
【パパ】 …！ (あれ！？)
さっきまでの長い静けさはなんだったのか。…麻酔注射後に何かカチカチしてたのは歯を抜いてたわけではなかったみたい。
何をしてたのかは未だ不明。わかり次第ご報告ということに…。
歯はまだ抜かないということで気を取り直してまた構える；
あーあー；
④ いよいよ本命 -抜歯物語-。
しばらく(約５分間)待たされると、先生が来た。
ついに親知らず抜歯か！！；；
もぉここまで来れば諦めの心境。…覚悟を決めて立ち向かうしかない；
「自分をレベルアップさせるためにも闘ってやろうじゃないか！」
【先生】 はーい…、
【パパ】 …；；
(ついに；)
❶何をしてるか想像はつかないが、おそらくペンチのようなもので奥歯を挟んだ気がした。
❷次に挟んだまま力が入る。 …先生の握力が100なら30%ほどの力でだ。
❸しばらく(20秒ほど)その力で挟んだまま静止。…そしてその力が緩む。
❹ ❷をもう一度繰り返すが力が40%ほどに少し強くなった。
❺すると、挟んだままの歯が「ミシッ」と小さく音がした！
！ ムムッ；；
❻ ❷をまた今度は50%で繰り返して静止。 …歯が今度は大きく「ミシッ」と感じられる；
自分の頭の中に１つのイメージが、
「親知らず抜くって、まずペンチで歯を小さく砕くのか？？」
※(ここでこんな仮説をたてるが後にこれは間違いだとわかる)
そして、先生の手は口から離れた。
【先生】 はい、少し楽にしてくださ〜い。
※ 「親知らず抜く」 、…麻酔スタートからこの「ミシッ」、までは
正直、全然痛くないっ です。
ただ、終わってないので”何をどうされるか”、という不安は常にある。
【先生】 はーい すいませ〜ん…、
(ついにか！！；)
なにか先生の声の裏側に気合いが感じられた。…一発勝負に出るのか！
❼ ❷の作業を今度は100%の力で行う。 しかしとても繊細で丁寧な動きだ。
まず挟んで、…(そのまま；；)
…ミシッ
【先生】 はい♪ …終わりましたよ〜〜
何がどうなったかよくわからないが、ただ言えることは、、、
「全然痛くなかったーー！！！(安心♪)
キツネにつままれる、というのはこういうことなのか！
とにかく終了したので感激。
⑤ 最終 -傷口の縫合-。
終わった後すぐさまに…
【先生】 傷口縫って終わりますね〜
見えないが何かかなり細くて柔らかい針の感覚、そしてかなり細い糸が口の周りに右往左往する。
(怖いから震えるのかこれも麻酔の薬の影響なのか縫ってもらってる途中唇が、
おしっこを我慢してる子犬のようにプルプルと小刻みに震える …これがまた恥ずかしい；；)
【先生】 はいこれで終わりです。うがいするときはあまり強くしないようお願いします。
歯磨きはあまりゴシゴシしないように注意してくださいね〜。
先生が去る前にトレーに置かれた抜いた歯を見せてくれる、
【先生】 これが抜いた親知らずです♪
【パパ】 え！？ こんなに大きいんですかっ！？；
【先生】 これでもまだ小さい方ですよ。
【パパ】 ええっ；
抜くの痛くなかったからおれの勝ちということでいいのか！？
…血にまみれ根こそぎとられた２センチほどの歯が闘いに敗れたように生々しく転がる。
…いや、何か美しいアート、ちょっとしたアクサアクセサリーのよう。
もしこれがインフルエンサーの歯ならメルカリにでも出品すれば高値で取引されるだろうに。
…そうでない僕はこの歯を勝利の記念にペンダントトップにでもしたい気持ちだ。
今まで歯を抜く怖さの縛りから解放され気ちがいにでもなったのか、…こんなことを静かに思う。
とにかく痛くなく無事歯を取って清々しい気分だ。窓を開けた外の風が清々しい。
【パパ】 なんか、肩が軽くなったような気がします 笑
【先生】 ハハハハ
-これから親知らず抜く人へ- まとめ
まぁ、結論を言えば ”痛くない” 処置でした。
畑に埋まった大根を誰かに引っこ抜かれるかのようなことをずっと恐る恐るイメージしてたのだが…
大昔ならそんなこともあったのかもしれないが、現代的にそんなことは全くない。逆に医学の発達に驚いた。
素晴らしい、とても繊細な作業で あの歯茎に刺す麻酔ですらわからない。
…大人になってもあやまって薔薇のトゲに触ったほうが何倍も痛いと誰もが思うだろう。
親知らずを抜く前日にみなさんネットで調べまくるはずです。
読むなら是非とも僕の記事に当たってほしい。
僕もネット記事でとにかく痛いかどうか調べまくったのがこれが結局無駄な時間だったと今ながら思う。
有名なブロガーの記事も見たが 正直そんな大袈裟でない。おそらく話を盛ってアクセスを狙いたかったのだろう、実際はもっとシンプルな行いだったのをみなさまに本当のこととしてお伝えしたい。
繰り返しになるが 親知らずを抜くのは痛くない、
いや、正確には 何もわからなかった、と言った方がより リアルな答えでしょう。
“ゴリゴリ”も”ギシギシ”も「ウォーっつ」 も全くないのは断言できる。
あ！
抜いた後ふと頭によぎる、
右の親知らずはまだそのままだよな？？
そうなんです。片方はまだ健在です。
この記事を読んだみなさんならどうしますか？
今まで”歯医者さん＝痛い！”のイメージで長年お世話にならなかった僕です、
今回思い切って親知らずを抜くことになったんですけど、今までのイメージが180度変わりました。
これだけははっきりしたのでお伝えします。
“歯医者さんってこわくなかったんだ” 髪を切りに行く感覚と同じメンテナンスで行く場所だと
思っていいんじゃないか？ と思いました！
歯科衛生士さんの顔でも見にいこうかなぁ♪、くらい程度でメンテナンスしに行くのもアリかな、くらいだと
今回のほんとの社会勉強になりました。
-これから親知らず抜く人へ- Q&A
❶ 抜いた後、普段の生活で気をつけることはありますか？"
個人差はあるかもしれませんが、抜いた直後も特に大きく腫れたりズキズキと痛い、という感覚はないです。
普通にご飯もほしくなります。 ですので気をつけることは抜いて縫合したことを忘れることがあってそっちの歯で噛んだり
いつも通りに歯磨きをそっちの歯でやってしまうことは２、３回は絶対にあります！
ですので抜いたことを次回抜糸まで "心得て" おきましょう。 です。
❷ 抜いてる途中近くの衛生士さんに緊張しますか？
治療におびえ集中してるのでそれどころでないのです、大丈夫です。
❸ 家に帰ってから痛むことはありましたか？
その日は若干、抜いた側に偏頭痛が起こりました。薬飲むほどでなく、そんなに気にならず普通に生活できると思います。
２日目の方がやや初日よりややはっきりと偏頭痛が大きくなりましたがこれも気にならない程度でございます。
3日目からは解放されさらに爽快でした。
❹ 抜いた直後 気をつけることはありますか？
１、２日間くらいは運動は控えた方が良いと思いますね、先生もおっしゃってました。
あと、傷口を縫ってるので クチュクチュとうがいはしない方がいいです。口の中に含む程度が良いでしょう。
❺ 抜糸は何日くらい待つのですか？
1週間経てば抜糸できます。 ちなみにこの日の金額は "840円"(もちろん保険適用)でした。
❻ 親知らず抜くって￥高いて聞いたことあるんですがどうなんですか？
僕も歯を抜いたことないんで覚悟してたんですが、うれしい誤算でした。
❼ 抜いた日の夜焼肉partyがあるのですが大丈夫ですか？
答えだけ言えば大丈夫です。 反対の歯でいけます。 しかし前述しました通り、抜いた後の違和感や痛みがほぼないので
いつも通りそっちの歯で噛もうとしてしまいます。 "アっ" っと我に返ってしまうでしょう。
レバーだけ食おうと思うなら別ですが、焼肉は本調子で食べれないと行っても美味しくないのでできることなら
こんな日は流した方がいいかもしれませんね。 …その日は割り勘やオーダービュッフェ形式ならなおさらです。
❽ 抜いた歯は持って帰れますか？
？ 持って帰りたい動機にもよるでしょうが、先生に相談すれば可能かもしれませんよ？
しかし今の時世衛生面上の理由で無理と言われる可能性も皆無ではないでしょうね。
ちなみに僕は生々しかったので持って帰りたいとは思いませんでした。 …回答になってなくてすいません；
